2025年07月3日

むち打ち症は治せる!?

擦り傷は、誰でも見た目でケガの治りを判断することができますよね。

傷がなくなり、見た目で元の状態に戻ったかどうかを判断することが可能です。

骨折などのケガでは、骨がくっつき、自由に動かせるようになれば、治療が完了します。

しかし、むち打ち症は「治癒」の判断が非常に難しい傷病です。

見た目の外傷もなく、レントゲンに異常がほとんど写らないので、ここがこうなったから治った！という明確な判断材料がありません。

そのため、同じ患者さんでも、治っていると言う治療家と、まだ治療の余地があると言う治療家がいるように、診る人によって判断に差が出ることもあります。

むち打ち症の一般的な見方は？

むち打ち症は、よくある交通事故のケガだと軽視されやすい一面もありますが、持続的かつ再発的、または不規則な痛みが発生するケガです。

むち打ち症が完治する方の割合は、半分以下であるとも言われています。

何年も前の交通事故がきっかけで、慢性的な肩こりや頭痛などの症状に悩まされるようになった、という悩みも珍しくありません。

事故後の治療では痛みがほとんど取れたものの、数か月後、数年後に再発した痛みが、実はあの時の交通事故によるむち打ち症の影響だった、というケースもあります。

だからといって、むち打ち症は、治らないケガではありません。

一度むち打ち症になってしまったら、首や肩の痛みとは一生の付き合いだと諦めてしまう方も多いようですが、それは違います。

しっかりと治療を受ければ、むち打ち症は治すことができる傷病なのです。

だからこそ、正しい知識を身に付け、最適な治療を受けることが、本当に大切なことだと思います。

諦めないで

絶対にむち打ち症を治してくれる、むち打ち症の治療を諦めない治療院へ通ってください。

残念ながら、治療院の中にも、むち打ち症の完治を諦めてしまうところもあります。

痛みが良くならないのに、同じ施術しかしてくれないところでは、むち打ち症の痛みを解決することはできないでしょう。

治療家も、そして患者さんも、むち打ち症を本気で治す姿勢が必要不可欠です。

どれだけ本気で痛みと向き合うことができるか、どれだけ本気で治療に専念できるかどうかで、痛みのない体を手に入れることができるか、もしくは痛みの再発を繰り返す体になってしまうかが決まると思います。

むち打ち症は、治すことができます！

痛みと一生の付き合いにならないよう、患者さん側ができること、やるべきことを、ぜひ取り入れていってください。