【自動車事故報告】ケース症例46 乗用車を停車させて荷下ろし作業をしていて後部ハッチを閉めようとした際、前方の乗用車がバックで下がってきて自車と衝突し発生した接触事故
2023年01月26日
症例46 40代男性 / 配達業 / 船堀在住
・来院
2022年9月
・負傷原因
乗用車を停車させ、荷下ろし作業をしていて作業が終わり、ドアを閉めようと後部ハッチに左手をかけた際に前方の乗用車がバックで下がってきて自車と接触し左背部、腰部、左手関節を負傷。(過失割合は自分0:相手10)(当日レントゲン撮影するも異常無し)
・症状
安静時痛、全身倦怠感
左背部:伸展痛、左右側屈、左回旋痛、筋緊張著明、圧痛あり。
腰部:屈曲、伸展時痛あり、脊柱起立筋、腰方形筋過緊張確認
左手首:底屈、背屈、回内痛あり、重量物を持つと上腕部にも痛みあり、指先(小指)に痺れを感じる。
(ジャクソン、スパーリングテスト、チネル徴候、Elbow flexion test陰性)
・経過と施術内容
初回来院時は左手関節の症状が強く、通院している病院に処方されたサポーターを着用し来院。
母指まわり特にCM関節にに圧痛が強くアイシングと前腕部の整体。包帯固定を行い対応。
背部~腰部も全体的に過緊張しており、JRCをメインに軽めの整体を行い初回は終了。
翌日に再来し初回施術後は体が軽くなったが、翌日起床時は天候が雨なこともあり、首まわりに自覚症状があり、頭痛も出現していたため
首の治療も追加して対応し、モルフォセラピーを行ったところ頸部痛は軽減されていた。
5日後に3診目の施術を行った際、7時間車に乗って腰部の痛みが目立っていたがハイボルトを施術に組み込んだところ症状が半分以下になった。
その2日後の4診目に再度ハイボルトを行ったら腰部の辛かった症状は無くなり、初回来院時のような症状になったとのことであった。
8診目から仕事で重量物を持てるようになり、仕事で多く重量物を持った際は左手首~前腕の可動域制限や疼痛が増えたため
前腕部の治療をメインに対応するも、仕事が忙しい日は施術を行うと前腕部が逆に重くなってしまう日があるので
ホルミークリームを擦り込み、軽めの整体や、症状に合わせて鍼治療を行うようにシフトして対応。
少しづつ症状は緩和していったが24診目に仕事中に腰を痛めてしまい、鍼を行いながら施術を行っていき39診で治癒となった。
・考察
典型的な交通事故の症状であったが仕事上、長時間の車の運転や重量物を持つなど痛みの波が目立った。
症状やクライアントの状態に合わせて施術方法を変えて対応し相互納得のいく治療ができたと思う。
・使用した主な技、ツボ
JRC(肋椎・仙腸関節関節)、ハイボルト、鍼治療(手三里、腎兪、志室、大腸兪)モルフォセラピー、ホルミークリーム
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