2024年07月12日

自分の加入している保険について知っておかないと損をする理由とは？

自分が交通事故の加害者である場合も、被害者である場合も、どちらの場合でも、保険会社への連絡も必須となります。

警察に事故を知らせた後は、実際に事故後にかかる費用の補償に関して、自分で話を進めていかなければなりません。

これは警察ではやってくれませんので、必ず自分で保険会社に連絡をしてください。

交通事故に遭ったのに、保険会社への連絡をしなければ、当然受けられる補償も受けられなくなってしまうので、注意しましょう。

ここで少し、交通事故に関する保険の話をします。

自動車保険とは？

自動車保険には、車の持ち主が必ず加入しなければならない自賠責保険と、各保険会社が販売している任意保険があります。

自賠責保険は、人身事故の被害者を救済するための保険なので、物損事故には対応していないのが特徴です。

これに対し、任意保険では、人身事故から物損事故まで、契約の内容によって様々な補償があります。

大きな交通事故で、相手が重傷を負ったり、重い障害が残ってしまった場合には、加害者側に多額の損害賠償が生じます。

こういった自賠責保険では賠償しきれない部分をカバーするのが、任意保険です。

交通事故が起こってしまったら？

交通事故では、自分が加害者であるか被害者であるかに関わらず、自分の加入している保険会社に連絡を入れることが重要です。

さらに、自動車の保険会社だけでなく、生命保険会社にも必ず交通事故に遭った連絡を入れるようにしましょう。

保険には様々なオプションがついていますので、自分が把握していなかった部分でも補償やサービスを受けられることも多くあります。

また、いつ交通事故に遭ってもできるだけ慌てないように、自分が加入している自動車保険や生命保険会社の連絡先、事故後の流れ、保険の内容の確認などをしておくと、予期せぬ交通事故の際の損を最小限に抑えることができるはずです。

お守り感覚で保険に入りっぱなしの人も多いようですが、保険はいざという時に金銭面での支えとなるので、交通事故に遭った際には加入している保険の恩恵を余すことなく受ける準備を整えておきましょう。

保険会社とのやり取りはスムーズに

この保険会社とのやり取りがスムーズにできるかどうかで、交通事故治療に専念できるかどうかも大きく変わってきます。

例えば自分が被害者側だった場合に、加害者側の保険会社との間でトラブルが生じるケースも少なくありません。

その時に、自分の加入している保険会社が味方になってくれることで、自分は治療に専念しながらトラブルの解決も実現できます。

自分１人で保険会社とのトラブルを解決しようとしても、うまくいかないことがほとんどです。

交通事故の保険に関するトラブルは、基本的に専門家の力を借りるのが１番良いです。

分からないことや不安なことは、遠慮なく自分の保険会社に尋ねたり、相談してください。

とにかく自分自身はできるだけ治療に専念することを最優先に考えることで、交通事故で損をしない人になることができます。