交通事故後、季節の変わり目や気温差でむち打ちの症状がぶり返すのはなぜ?|江戸川区船堀
2026年11月4日
交通事故でむち打ちになり、施術を受けてしばらく症状が落ち着いていたのに、朝晩が冷え込む時期になってから首や腰の痛み、だるさがまた気になり始めた…という方は少なくありません。事故から時間が経っていても、季節の変わり目や気温差が身体の感じ方に影響することがあります。
まず知っておいてほしいこと
事故による症状が完全になくなっていない状態で気温や気圧の変化が重なると、一時的に痛みやだるさを強く感じやすくなることがあります。痛みがぶり返した=悪化した、とすぐに思い込まず、まずは今の状態がどう変化しているのかを落ち着いて確認することが大切です。
季節の変わり目に症状を感じやすくなるのはなぜ?
気温が下がると、筋肉や血管が収縮しやすくなり、首や腰まわりの血流が普段よりも悪くなることで、こわばりや重さ、痛みを感じやすくなることがあります。また、気圧の変化が自律神経のはたらきに影響し、だるさや痛みの感じ方が変わることもあると言われています。
当院でも、「事故から数か月、半年以上経っていたのに、急に寒くなった頃から首や腰が気になるようになった」というご相談をいただくことがあります。これは、事故で負った組織への負担が、気温の変化によって表に出やすくなったケースの一つと考えられます。
確認してほしいポイント
- 痛みやだるさが出る時間帯・体勢(朝起きた時、日中の冷え込み時など)
- 以前と比べて首や腰の動かしやすさ(可動域)に変化がないか
- だるさ・重さの強さが、以前の事故直後の症状と似ているか、違うか
- 新しいしびれ・麻痺・強い痛みなど、これまでになかった症状が出ていないか
むち打ち後によくある痛みについては、こちらのページでも詳しく解説しています。なお、手足の新しいしびれが気になる場合は、こちらのページもあわせてご参照ください。
医療機関への受診を優先してほしいケース
次のような場合は、季節のせいだと決めつけず、医療機関への受診を優先してください。
- 強い頭痛や、これまでになかった頭痛が続く
- 手足の強いしびれや、力が入りにくい感覚がある
- 吐き気・嘔吐、意識がぼんやりする感覚がある
- 痛みが急激に、短期間で強くなっている
なお、事故との因果関係そのものを当院で判断することはできません。気になる症状がある場合は、まずは医療機関にご相談ください。
はればれではどう考えるか
はればれでは、痛いところだけを見るのではなく、事故状況・これまでの経過・現在どんな場面で症状が強くなるのか・日常生活や仕事への影響まで確認しながら、一人ひとりの状態に合わせて対応することを大切にしています。
「季節の変わり目に痛みが気になる」というご相談でも、その背景にある緊張の強さや場所、事故からの経過は一人ひとり異なります。同じ『寒くなると痛む』という訴えでも、首が中心の方、腰が中心の方、だるさが中心の方など様々で、当院では現在の状態を丁寧に確認したうえで、今の時期に合わせたご案内をしています。整骨院と整形外科の違いについては、こちらのページもご参照ください。
実際の症例から
当院で実際に対応した自動車事故のケースでは、事故後の経過の中で「天気の悪い日に症状が停滞することがあった」という記述が見られる例があります(ケース症例20)。この症例は、幼稚園へお子様と向かう途中に軽自動車と正面衝突した事故で、受傷されたのは同伴していた保護者本人(30代女性)です。首や腰、両腕など複数箇所に症状が出て、ほぼ毎日の通院で1か月ほどでかなりの改善が見られ、最終的に完治となりました。
※この症例は「季節の変わり目」や「気温差」そのものを扱ったものではなく、「天候が悪い日」に改善が一時的に停滞したという記述です。また、同伴していたお子様自身の受傷についての記載はありません。季節による症状の感じ方の変化は、お一人おひとり状況が異なりますので、気になる場合はご自身の状態として確認することをおすすめします。
よくある質問
- 事故からかなり時間が経っているのに、今になって痛みが出てきたのは事故と関係がありますか?
- 時間が経ってから痛みやだるさが気になり始める、というご相談は当院でも実際にあります。ただし、事故との因果関係そのものを当院で判断することはできません。気になる場合は、医療機関や当院にご相談のうえ、現在の状態を一緒に確認していくことをおすすめします。
- 整形外科に通院中ですが、季節の変わり目の痛みについて整骨院に相談できますか?
- 整形外科に通院されている方も、現在の状況を伺ったうえでご案内しています。通院先を一つに決めていない段階でも、お気軽にご相談ください。
- 保険による治療期間が終わっていても、こうした痛みは相談できますか?
- 保険の手続きや治療費については、保険会社や専門家にご相談いただく内容となりますが、現在の症状についてのご相談自体はいつでも受け付けています。まずは今の状態をお聞かせください。
まとめ
交通事故によるむち打ちは、事故直後だけでなく、季節の変わり目や気温差によって症状の感じ方が変化することがあります。痛みがぶり返したように感じても、それがすぐに悪化を意味するわけではありません。まずは痛みの出る場面や可動域の変化を確認し、気になる症状があれば一人で抱え込まずにご相談ください。
はればれ鍼灸整骨院では、痛む場所だけでなく、どんな場面で症状が気になるのかまで丁寧に確認したうえで、今の時期に合わせたご案内をしています。まだ通院先を決めていない段階でも、現在他院に通院中の方も、お気軽にご相談ください。




