交通事故後、電車やバスで立っていると腰がつらいのはなぜ?むち打ちと通勤中の注意点|江戸川区船堀
2026年10月1日
交通事故に遭ってから、通勤電車やバスに立っていると、腰の奥が重だるくなったり、揺れるたびに響くような感覚がありませんか。座っているときや歩いているときはそれほど気にならないのに、立ったままの時間が続くとつらくなる――それは気のせいではなく、事故のときに受けた負担がまだ残っているサインかもしれません。まずは、どんなことを確認しておくとよいか、一緒に見ていきましょう。
「電車やバスで立っていると腰がつらい」——事故後に増えるお悩み
事故直後は首や肩の痛みに意識が向きやすく、腰の違和感は「まあそのうち落ち着くだろう」と後回しにされがちです。ところが、通勤や通学で電車やバスに立つ時間が長い方は、事故から少し経ってから「立っていると腰がつらい」という違和感に気づくことがあります。当院でも「病院では異常なしと言われたけれど、満員電車で立っていると腰が重くなる」とご相談いただくことがあります。
なぜ「立っている」ときに腰がつらくなるのか
電車やバスに立っているとき、私たちは思っている以上に身体を使ってバランスを取っています。つり革や手すりにつかまっていても、発進・停止・カーブのたびに身体が前後左右に揺れ、それを腰や骨盤、脚全体で踏ん張って受け止めているのです。
交通事故の衝撃は、筋肉や関節、靭帯にとって普段の生活では受けないような負担です。事故直後に防御反応で腰まわりの筋肉が硬くなったり、骨盤や背骨の動きが本来より制限されたりしている状態で、電車やバスの揺れに合わせて繰り返し踏ん張る動作を続けると、筋肉や関節に負担がかかり、立っている時間が長くなるほど痛みや違和感が出ることがあります。
同じ「立っていてつらい」という訴えでも、揺れをどこで受け止めているか、どの角度で踏ん張るクセがあるかは一人ひとり異なります。はればれでは、痛む場所だけでなく、どんな場面でどのようにつらくなるのかまで確認することを大切にしています。
こんな症状はありませんか?
- 電車やバスに立っていると、腰の奥が重だるくなってくる
- 揺れる・急に止まるたびに、腰に響くような感覚がある
- 座っているときや家にいるときはそれほど気にならない
- つり革につかまる腕や肩にも力が入り、肩や首もこわばる
- 病院でレントゲンを撮っても「異常なし」と言われている
まず医療機関へ相談していただきたいケース
以下のような場合は、当院よりも先に医療機関を受診することを優先してください。
- 強いしびれが足に広がってきた、力が入りにくくなってきた
- 急に痛みが強くなった、じっとしていても強い痛みが続く
- 強い頭痛、手足の麻痺やしびれ、嘔吐、意識がぼんやりするなどの症状がある
上記のような症状がない場合でも、痛みが続く・強くなる場合はまず医療機関で確認していただくことをお勧めします。
はればれ鍼灸整骨院ではどう考えるか
はればれでは「痛いところだけを見ない」ことを大切にしています。腰の痛みについても、事故の状況、痛みが出た時期、首・肩・背中の状態、可動域に加えて、「どの動作で、どのくらいの時間で、どうつらくなるのか」という生活場面を具体的に確認します。電車やバスで立っている場面であれば、通勤時間や乗り換えの回数、つり革につかまる腕の使い方まで伺うこともあります。同じ「立っていると腰がつらい」という訴えでも、原因の出方は一人ひとり異なるため、そのときの状態に合わせて対応することを心がけています。なお、実際に事故の影響かどうかを画像所見なしに断定することはできませんが、事故前後での変化や日常生活での負担のかかり方を一緒に確認することはできます。
実際の症例から(当院の経験)
以前、T字路での一時停止中に後続車に追突された交通事故で来院された30代女性(会社員)の症例(ケース症例68)では、初検時に「首や肩、背中にかけて筋肉の硬さが強く倦怠感が出ていた」状態に加え、「腰は後屈での痛みが強く出ていた」ことが確認されました。治療を重ねる中で、第15診の頃には腰部の痛みは半分程度に収まり、回復がみられました。
この症例は追突事故によるむち打ち症状の一環として腰の痛みが出たケースであり、電車やバスで立っている場面そのものを扱った症例ではありません。ただ、事故の影響が首や肩だけでなく腰にも及ぶことがある一例として紹介します。
交通事故による腰の痛みについては、こちらのページでも詳しく解説しています。
よくある質問
Q. 電車で立っているときの腰の痛みは、事故のせいですか?
- 画像所見などがない状態で、当院が痛みと事故の因果関係そのものを判断することはできません。ただし、事故前は気にならなかったのに事故後から立っていると気になるようになった、というお声はよくいただきます。気になる場合は、医療機関での確認と合わせて、一度体の状態を確認させてください。
Q. 整形外科に通院中ですが、整骨院にも通えますか?
- 通院中の医療機関の指示を優先しながら、整骨院を併用されている方もいらっしゃいます。整骨院と整形外科の違いについては、こちらのページもご参照ください。
Q. どのくらい通えば良くなりますか?
- 症状の程度や生活状況によって経過は異なるため、「必ず〇回で良くなる」とお伝えすることはできません。まずは現在の状態を確認したうえで、見通しをご相談させていただきます。
まとめ・ご相談ください
電車やバスに立っていると腰がつらくなる背景には、事故の衝撃で腰まわりの筋肉や関節に負担が残っている可能性があります。痛みの出方は一人ひとり異なるため、「これくらいなら様子を見よう」と我慢せず、通っている医療機関がある方はそちらにも相談しつつ、通院先がまだ決まっていない段階でも構いませんので、一度どんな場面でつらくなるのかをお聞かせください。病院に通院中の方も、現在の状況を伺ったうえでご案内いたします。
交通事故治療・むち打ちのご相談は、江戸川区船堀のはればれ鍼灸整骨院までお気軽にお問い合わせください。
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