交通事故の首へのダメージが全身の不調につながる理由

2019年10月18日

事故の首への衝撃が全身に影響するって本当?

車同士の追突事故などでは、シートベルトで身体を固定されていることで、どうしてもその衝撃が固定されていない首に集中しやすいという一面があります。
首はもともと重い頭を支える重要な役割を担っていますが、事故の衝撃で頭が大きく振られると、どうしても首が鞭のようにしなってむち打ち症につながってしまいます。
そして、むち打ち症の症状が首の痛みにとどまらず全身に現れてしまうのには、首に多くの重要な神経が通っていることが一因です。
首は頭と身体をつなぐ部分で、たくさんの神経が首を通り、脳へとつながっています。

首に衝撃を受けるとどうなるの?

むち打ち症によって首の筋肉やじん帯、関節包などにダメージが与えられると、この神経の伝達にも影響が出てしまい、めまいや手足のしびれ、だるさ、後頭部の痛みなど、一見首とは無関係と思える部分にまで症状を及ぼします。
また、時には自律神経失調症うつ病パニック障害など、むち打ち症とは関係なさそうな病気につながる恐れもあります。
それほど、首というのは多くの神経が集まっている重要な部分なのです。
また、首は普段から重い頭を支え続けており、これは交通事故でむち打ち症になってしまった後も当然変わらず続きますよね。
むち打ち症の治療はその首への負荷を受けながら進めていかなくてはならないことで、やはり治るまでにどうしても時間がかかりやすい傾向があります。
そのため、たかが首の痛み、たかがむち打ち症などと事故後の首の状態を甘く見ていると、症状は良くなるどころかどんどん悪化してしまうケースもたくさんあるのです。

 

デスクワークに首の衝撃の負担が加わると?

デスクワークや仕事上パソコンと向き合う時間が長い人などは、普段から首に負担のかかりやすい生活を送っています。
同様に首に大きな負担をかけやすい、スマートフォンの画面を長時間見続ける行為には、思い当たる人も多いでしょう。
現代人は普段の生活の中で、首に必要以上の負荷を知らず知らずのうちにかけ続けて生活している人が非常に多いので、むち打ち症の治療も難航しやすい傾向があると言えます。

だからこそ迅速に正しい治療を進めていかないと、交通事故をきっかけに何年も、何十年も、首の痛みと付き合っていかなければならなくなってしまいます。
そして首の痛みは全身のあらゆる不調へとつながっていきます。
交通事故によるケガの影響を受けやすい首の治療には、より真剣に取り組まなければなりません。