【自動車事故報告】ケース症例58 乗用車を停車させていて、後方から乗用車が衝突して発生した衝突事故
2024年02月5日
症例58 30代男性 / 会社員 / 一之江在住
・来院
2023年11月
・負傷原因
来院5日前に乗用車を停車させ運転席で書き物をしていた際、後方から乗用車が衝突してきて左首、左手、腰部を負傷。整形外科で頸椎捻挫と打撲診断されていたが首や背部、腰部の痛みが悪くなり左手に痺れが出現してきたため当院を受診。(過失割合は相手10:自分0)
・症状
安静時痛、頭痛、吐き気、左上肢の痺れ(ジャクソンテスト(+))
頚部:屈曲、伸展痛、左側屈、左回旋痛
左肩:屈曲痛、外転痛(120度)、結髪動作で痛む
腰部:屈曲、伸展痛
・経過と施術内容
初回来院時、安静時痛が目立ち左上肢の痺れや痛みが著明だったため、横臥位の際、左側を下にして横向きになる事ができず腹臥位、仰臥位のみの施術となった。頸部は頭痛や可動域制限も目立っていたため、アイシングを行い、モルフォセラピーをメインに施術を行った。
翌日の2診目の来院時は前日よりは少し楽になっているが、まだ体位変換時の痛みがあるため前日と同様に手技を行った。
4診目には短い時間ではあるが横臥位が可能になり肋椎関節を動かすJRCを行った。
6診目時に左手掌部の痺れが目立っているので鍼治療を頸部に行ったところ少しだが痺れの減少も確認できた。
9診目で体位変換時の疼痛が消失し横臥位が問題なく可能となった。
頸部や左肩は仕事で動かし過ぎてしまうと翌日だるさや痛みが目立っているが、同時に併用通院している整形外科には動かすよう指導がありクライアントもご自宅で無理のかからないトレーニングを行っていた。20診目で左の上肢の痺れが急激に目立たなくなり、31診目で治癒となった。
・考察
初回の症状が強く、体位変換時は荷重がかけられず、クライアント自身も不安な様子であったが、鍼治療も相性がよく調子の悪い時は鍼治療を好んで受けてくれた。もともとヘルニアが頸椎、腰椎にあり違和感はあったようだが今回の事故で悪化が見られたのではないか。
血流が良くなってくると動けるが12月、1月の寒さが目立つときは症状が辛そうであった。多くの交通事故治療を受けるクライアントが冬の時期の方が痛みを訴えるが
今回のクライアントはトレーニング法を教えたところ熱心に行ってもらい徐々に症状が改善できたと思う。治療を受けるだけでなくご自身でも治そうとする意欲もすごく感じられた。
・使用した主な技、ツボ
モルフォセラピー、JRC(肋椎、首)、鍼治療(頸部硬結部、足三里、曲池、合谷、内関)
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