【自動車事故報告】ケース症例54 乗用車運転中、交差点で信号待ちをしていたところ後方の乗用車が追突してきて発生した追突事故
2023年10月4日
症例54 40代男性 / 会社員 / 松江在住
・来院
2023年6月
・負傷原因
来院8日前に乗用車運転中に信号のある交差点で赤信号のためが停車したところ後方の後続車が突っ込んできて首・腰を負傷。
当日受診した病院でレントゲン撮影するも異常はなく、病院の通院を続けていたが、だんだん痛みが増してきたため当院を受診。(過失割合は相手10:自分0)
・症状
安静時痛、起床時痛、頸部、腰部の倦怠感
頚部:前屈、後屈痛、左側屈痛
腰部:後屈痛、回旋痛、長時間の座位で痛む
・経過と施術内容
初回来院時は頸部に熱感、全体的な筋緊張が目立っていたため、両部位ともアイシングを使用、軽擦での手技、ホルミークリームを塗布し初回は終了。
翌日は筋緊張が緩和されており、前回来院時より症状が楽になっていた。2診目は前回と同様の施術にパイオネックスを肩井、肩外兪に貼り終了。2日後に3診目の来院、頸部腰背部の伸展痛を確認、筋緊張もあったが、自覚症状は少なく調子も悪くないとのことであった。
4診目にも薄っすら痛みはあるが初回の痛みが10なら5くらいの痛みとなりペインスケールの減少を確認。その後は週3回~4回の通院頻度で治療を継続していき15診目の来院時に仕事で長時間の立ち仕事、車の運転があり、首の側屈・回旋痛、腰部の左回旋痛が出現した。腰部の痛みに対して小波津式神経筋無痛療法を行い、首は頸椎C4にズレを確認できたので小林式矯正を行ったところ可動域の拡大、動作痛の軽減を確認できた。目立つ疼痛が消失した27診で治癒となった。
・考察
過緊張がかなり強くなっており、身体がリラックスできていないような状態であった。クライアント自身も強い刺激が苦手なタイプであったため
痛みが強く出た際に行った小波津式療法などが効果を出せたと思う。クライアントの状態に合わせて様々な治療が行えるのもはればれ整骨院の交通事故治療の強みである。
・使用した主な技、ツボ
ホルミークリーム、パイオネックス(肩井、肩外兪)、首矯正(小林式矯正)、小波津式神経筋無痛療法
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