【自動車事故報告】ケース症例52 乗用車運転中、信号のある交差点で青信号だったが先が詰まっていたので交差点の先頭で停車したところ後方の後続車が突っ込んできて発生した追突事故
2023年08月2日
症例52 50代男性 / 会社員 / 西瑞江在住
・来院
2023年3月
・負傷原因
来院2週間前に乗用車運転中に信号のある交差点で青信号だったが先が詰まっていたので交差点の先頭で停車したところ後方の後続車が突っ込んできて首を負傷。当日受診した病院でレントゲン撮影するも異常はなく、病院の通院を続けていたが、だんだん痛みが増してきたため当院を受診。(過失割合は相手10:自分0)
・症状
安静時痛、頸部、背部の倦怠感
頚部:後屈痛、左側屈痛、後頭部痛
・経過と施術内容
初回来院時、頸部、背部の筋緊張がかなり強く、頸部にアイシングを用いて炎症の軽減、モルフォセラピー、揉捏、軽擦法による軽めの手技を用いて対応。
翌日、起床時にもみ返しのような感じがあったが前日より症状自体は軽減されていた。3日後に3診目の来院、頸部の緊張はだいぶ軽減されたが、背部はまだ緊張が強くみられたので鍼治療を行い、背部の緊張を軽減させた。この2日後に4診目の施術を行った際は、筋緊張は強くみられるが、ペインスケールが当初10だった自覚症状が半分ほどになっていた。施術は継続しながらJRCで肋椎関節の関節可動域を矯正し終了。5診目から14診目までは良かったが、15診目来院時、仕事中に重量物を持ち作業した際、頸部の側屈、回旋時に左頸部~背部まで響くような痛みが出現、圧痛も確認できた。頸部、背部にアイシングを施し、RPでのツボ刺激、ハイボルトを用い対応、3日続けて来院し18診目には自覚症状は消失、仕事での負担がかかる際は肩矯正も行い、業務中に負担がかかりにくい姿勢を作っていき、ゴムハンマー整体の肩まわりのセルフケアを指導、その後は特に悪化もせず、30診で治癒となった。
・考察
2週間ほど経過しての来院だったが、このクライアントは筋緊張がかなり目立っており、力を入れていなくても力が入っているような状態であった。
交通事故の症状としてはよくあるパターンだが早い段階で症状が取れたのではないかと思う。クライアントも調子が良くなった時期は通院頻度を週に1度くらいにしたが通院しないと調子が悪いとおっしゃていたのが印象的で、交通事故の治療の重要性が分かってくれたと思う。調子が良くなると通院しないでいいと考えているクライアントも多いが調子が良くなって治療終了のお話を損保会社にしていると、万が一悪くなった際に通院が困難になってしまうことも多いので、しっかり見極めて今後も対応をしていかなければならない。
・使用した主な技、ツボ
肩矯正、JRC(肋椎関節)、ハイボルト、モルフォセラピー、RP(大椎、合谷、腕骨、陽池、広背筋緊張部)、ゴムハンマー整体
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