「症状固定」と言われたら…
2021年10月10日
「症状固定」と言われたら?…どうしましょう
「症状固定」とは、ケガの症状の改善や回復の見込みがなくなった状態、つまりこれ以上治療を続けても良くも悪くもならない状態のことを言います。
この症状固定の診断を受けるということは、治療期間が終了したものとして扱われます。
保険会社から、「そろそろ症状固定のはずです」「症状固定の診断を受けてください」などと言われることがあります。
これは保険会社が治療費の支払いを打ち切りたい場合によく聞かれるケースで、言われるがままに症状固定であると保険会社に告げてしまうと、やはり治療費を打ち切られてしまうことになります。
症状固定の判断は誰がするの?
そもそも症状固定の判断は、保険会社ではなく、患者さんの状態や経緯などを見て主治医が診断するものです。
そのため、保険会社が勝手に症状固定を決定することはできません。
症状固定の診断を促された時には、通院先に相談するようにしましょう。
確かにもうこれ以上の通院は意味がないかもしれない、などと自己判断で症状固定を保険会社に告げることはやめましょう。
何度も繰り返しますが、むち打ち症をはじめとする交通事故のケガは、外形的な所見が見えにくい、原因が特定しにくいものです。
そのため保険会社からも無駄に通院し続けていると判断されやすく、何かと理由をつけて症状固定にするべき、治療費の打ち切りを進めるべきだと言われるケースが多くあります。
「それ以上の治療費は出せません」と言われたら?
さらに、保険会社から「むち打ちの治療は3カ月が限度」「それ以上の治療費は出せない」などと言われるケースもあるようですが、実際は傷病による治療期間の制限や決まりはありません。
何も知らないと保険会社の言う通り、3カ月でむち打ち症の治療を諦めなければならなくなりますが、実際はまだ症状の回復が見込めれば、治療費の支払いを続けてもらうことができるはずです。
反対に、主治医から症状固定を言われてしまった場合は、まだ痛みがあることや、治療効果が見込める実感があることなどを伝え、十分に相談することも大切です。
自分が納得するまで、安易に症状固定を受け入れてはいけません。
保険会社や主治医としっかり話し合うこと、また、その相談がきちんとできるような病院・治療院選びを行いましょう。
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