減速した際に後方から追突され起きた追突事故

2021年05月14日

減速した際に後方から追突され起きた追突事故

・10歳未満女性/小学生/船堀在住
・来院:2021年3月来院
・負傷原因

来院4日前、乗用車の後部座席(ジュニアシートあり)に乗車中、交差点で信号が変わるので減速をした際に後方から乗用車が追突してきて首・背部を負傷した。
当日痛みが強く心配だったため当院を受診。
(レントゲン撮影異常なし、過失割合は相手10:自分0)

・症状

背部安静時痛、頸部屈曲痛、伸展痛、筋緊張著明

・治療と経過

事故当日は疼痛が強くみられていたとのことであったが来院時には屈曲痛、伸展痛、少し安静時痛がみられた。
可動域制限より筋緊張による倦怠感のような症状が強かったため、アイシングとJRCを使用し初回は終了。翌日、再来時には前日より疼痛が軽減されていた。
アイシングを継続して行い、筋緊張軽減のため軽めの手技を用いて2診目も終了となった。
その翌日に3診目の来院があった際は背部に少し痛みを訴えていたため手技、DRT(背骨矯正)ハイボルトを使用し3診目も終了。
4日後に4診目の来院。動作痛はクリアになり主訴は筋緊張のみとなる。
2日後の5診目ではほぼ症状が消失しており軽い手技とパイオネックスゼロを貼り終了。
次回の来院を1週間後にして様子をみることにしたところ1週間後の6診目でも特に症状はみられなかっため治癒となった。

・考察

むちうち症状がみられていたが、早期に治療を開始することで重症化せず済んだ。
子どもは大人と比べ筋肉量や衝撃時の頸椎のしなり方も変わるのでそこまでひどいケースは少ないが自己治癒力が旺盛で早期回復ができた。
ちょうど春休みだったため通院がしっかりできたこともプラス点だったのではないかと思う。

・使用した主な技・ツボ

DRT(背骨矯正)、パイオネックスゼロ(肩井)、ハイボルト

No. 8217

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