【自転車事故施術報告】ケース13 自転車と乗用車の交通事故

2021年10月15日

症例13 自転車と乗用車の交通事故

50代男性 / 会社員 / 二之江町在住
・来院

2018年1月

・負傷原因

来院2週間前に自転車に乗っていて直進中、一方通行の道で乗用車が左折しようとしていたが
自転車優先の為、直進しようとしたところ、運転手が左側を確認しておらず衝突。
転倒こそしなかったが右膝で体重を支えた際に腰部と右膝を捻り負傷。
(過失割合は10対0)

・症状

事故から3日経過後から腰部・膝部共に安静時痛が目立ってきて、朝起床時の痛みや
正座時に痛みが著明になり、数日経っても痛みが引かないため当院を受診した。
初回来院時は安静時痛が目立っており、体幹屈曲、伸展、側屈、回旋で両L3-4辺りが痛み
左L3に圧痛が見られた。また、左臀部を上から押すと痺れが出現した。
(パトリックテスト・ボンネットテストは陰性)
右膝は、屈曲時に内側に痛みがみられ正座時に同部位が痛み正座が不可であった。
内果にも圧痛があり、事故後に行った病院ではレントゲンでの異常は無かったが
内側の靱帯を軽度損傷しているとのこともあり靱帯ストレステストは陽性であった。

・経過と施術内容

初回来院時は全体的に筋肉が過緊張になっており、軽擦、揉捏法で対応した。
翌日からしばらく筋緊張は変わらなかったが、1週間後可動域は拡大していた。
施術も従来のものに戻し、緊張部位にパイオネックス、ホルミークリームを使用し
内転筋のトレーニングを取り入れ経過をみたところ、2週間後には起床時痛が減少。
腰、膝共に屈曲痛が残存しているも、状態は良好になっている。

・考察

元々身体をかなり鍛えていた方で施術も難しかったが、週5のペースで来院してもらえ
信頼を得ることができ、良い効果を出せた。

・使用した主な技、ツボ

パイオネックス(緊張部位)、DRT、ホルミークリーム 6186

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