【自動車事故施術報告】ケース症例36 高速道路で事故発生し停車し玉突き事故
2021年10月16日
症例36 高速道路を乗用車で走行中、前方で事故が発生したので停車したところ後続車との玉突き事故。
40代男性 / 会社員 / 東小松川在住
・来院
2019年3月
・負傷原因
来院3日前に乗用車で高速道路を走行中に前方で事故が起こり、
停車したところ後方で玉突き事故が起こり
自身を先頭にして5台巻き込む玉突き事故が発生し、
自分の後ろに停車していた車（２台目）が後続車（３台目）に
強く衝突されたため、かなり強い衝撃で玉突き事故に遭い首、背中、腰を負傷。
むちうち症状が強いため当院を受診した。
・症状
倦怠感が著明。全体的に筋緊張も強く、頸部屈曲・伸展で両C3-7に痛みがみられ
首を動かすと張り感、鈍痛を感じ背部に響くような放散痛が確認できた。
痺れなどの症状はなし。
腰・背部に関しては屈曲時に仙腸関節に痛みを感じ、起床時や仕事終わりに自覚症状が強い。
・経過と施術内容
自覚症状は倦怠感や各部位の痛みであったが、可動域は悪くなく、
痛いけれど動く状態であったので
筋緊張を取り除くように手技やモルフォセラピーを行った。
仕事の都合上、週1～2回の来院頻度だったが、治療後に自宅で入浴すると
しばらく調子が良くなるとの事だった。
２ヶ月程で腰部の症状は落ち着いたが、頸部の症状はまだ少し残存していた。
そこで頸部の硬結部位に鍼治療を用いたところ、
効果が見られ翌週来院時まで症状が強くならなかったので
手技と鍼で症状の改善を目指し、３ヶ月で治癒となった。
・考察
長時間の車の運転やよく仕事で遠出することが多く、
長時間の同一姿勢時に筋緊張が強く見られたので
硬結部位や症状の強い部位の把握をしっかりして施術を行った。
循環が良くなることで筋緊張が緩和され症状が和らいでいた。
鍼治療を気に入ってもらえお互い良い効果が出せた。
・使用した主な技、ツボ
モルフォセラピー、鍼治療
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