どんな交通事故にも必要な3つの行動の流れ
2020年07月10日
交通事故に遭ってしまったら?
万が一交通事故に遭ってしまった時には、まず「ケガの確認」「負傷者の救護」を行います。
その後で、具体的に何をしたら良いのか立ち尽くしてしまう人も少なくないようですが、次に何をすれば良いか分かりますか?
事故後の必要な行動とは?
必要な行動は2つあります。
1つは「危険防止の措置」です。
あなたが遭遇した交通事故によって二次的、三次的な事故が起こらないように行動する必要があります。
具体的には、
・事故車の移動
・道路上の散乱物の除去
・事故を知らせる標識の設置
などを行ってください。
これを怠ると、予期せぬ二重事故を引き起こしてしまうリスクが高まり、大変危険です。
パニックになってあたふたしているだけでは、事故の当事者だけでなく関係のない人をさらに巻き込んでしまう危険があることを忘れないようにしましょう。
これが済んでから、「警察への通報」を行います。
交通事故に遭ったらまず警察に知らせる、と思っている人も多いようですが、実は警察への通報の前にやらなければならない大切なことがあるのです。
ケガの確認や救護、そして事故現場をそのまま放置した状態でとにかく警察への通報を優先してしまうと、事故の被害が拡大してしまう可能性を高めてしまいますので十分に気を付けましょう。
とはいえ、交通事故後はできるだけ早く警察に知らせることも、大切な意識の一つです。
「ケガの確認」「負傷者の救護」、そして「危険防止の措置」、ここまでをできるだけ短時間で済ませ、110番通報をするのが望ましいです。
第三者がいるときは?
ただし、近くにいる人や事故の目撃者に通報を依頼できる時には、事故発生直後に通報を済ませることもできるでしょう。
同乗者に警察への通報を頼むことが可能な場合もあります。
また、自分たちではどうすることもできないほど大きな事故で、車を移動させるなどの危険防止の措置が難しい場合にも、そこに時間をかけずに110番通報するなど、臨機応変に対応することも必要です。
自分が遭った時は?
自分が交通事故に遭った時にまずやることとして、
「ケガの確認」「負傷者の救護」
「危険防止の措置」
「警察への通報」
車を運転する際には、この3つのことは最低限頭に入れておく必要があるでしょう。