【自動車事故報告】ケース症例63 乗用車運転中に交差点で信号待ちをしていたところ後方から乗用車に2回衝突され発生した衝突事故
2024年07月6日
症例63 40代男性 / 会社員 / 松江在住
・来院
2024年3月
・負傷原因
来院1日前、乗用車を運転中に交差点で信号待ちをしていたところ後方から徐行くらいの速度で乗用車が衝突、運転手が慌ててアクセルを踏み2回衝突してきて首を負傷。
翌日から強い倦怠感・疼痛が出現し当院に来院した。(過失割合は相手10:自分0)
・症状
安静時痛、倦怠感、頭痛
頚部:全動作で痛む、特に伸展、左側屈・回旋が可動域不良
・経過と施術内容
初回来院時は倦怠感が著明にみられており、全動作で動作痛がみられ可動域の低下も目立っていたためアイシングを使用。施術は圧痛もみられたためJRC、軽擦法で対応しホルミークリームを塗布。翌日整形外科を受診し1週間後に予約を取り初回は終了となる。
整形外科週3回、当院1回の通院頻度で1週間後に来院、安静時痛は消失したものの依然過緊張状態が続く、モルフォセラピーやJRCを使用し可動域拡大が確認できた。
翌週は2週間後に3診目、整形外科でリハビリをしてもらい座位で電療を受けていると逆に首や背部の筋肉が硬くなってしまうとのことであった。
圧痛は無くなっていたため整体の圧を少し入れられるようになり、施術の頻度を少し増やし週2回にして対応。前回来院時より疼痛の軽減が確認できた。
11診目で安静時痛の緩和がみられ、やや左僧帽筋、肩甲挙筋などに違和感があるような状態であった。20診目に首矯正を行い可動域が改善。28診で治癒となった。
・考察
2回目の衝突が強かったようで筋肉がガチガチになっていた。少しずつ氷が解けていくように体が良くなっていくのを感じてもらえたと思う。
症状の強いクライアントは症状がきちんと改善されるか不安になる方が多いがしっかり治療を行っていけば良くなることを分かっていただけた。
・使用した主な技、ツボ
モルフォセラピー、首肩矯正、JRC
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