【自動車事故報告】ケース症例43 乗用車で一般道を走行中、前方から居眠り運転に追突されて発生した追突事故

2022年08月29日

症例43 40代男性 / 会社員 / 船堀在住

・来院

2022年4月

・負傷原因

乗用車に乗車中、片側一車線の一般道を前方から居眠り運転で逆走してきた乗用車に追突され首・腰部を負傷。(過失割合は自分0:相手10)
3日後に痛みが増してきて取れないため当院に来院。レントゲン異常無し

・症状

自発痛あり
頸部:前屈痛、後屈痛、右側屈痛、両回旋痛、熱感あり
腰部:屈曲、伸展、両側屈、座位で右腰が痛む、熱感、歩行痛あり

・経過と施術内容

初回来院時から疼痛著明であり右腰の痛みから跛行がみられ座位も辛くなっていた。
頚部にも熱感があったため腰部、頸部のアイシングを行いモルフォセラピーやJRCを用いて対応。
次回は翌日から仕事で出張があり2週間ほど間が空いてしまうとのことであった。
13日後に2診目の来院、頸部は伸展、回旋時背部に違和感があり屈曲痛は緩和していた.
腰部は跛行が消失し安静時の疼痛は軽減しているものの座位や立ち上がり、その他動作痛は残存していた。
日によって痛みに波があり、痛みが少ない日もあれば痛みで動けないような日もあるとのことだった。
まだ過緊張は続いているのでモルフォセラピーやJRCを主に行い対応。
6日後の3診目では頸部の症状は軽減していたが腰部が辛く今回は腰部に鍼を使い施術を行った。
1週間は調子が良かったとのことだが3週間後に4診目の来院があった際は右腰が辛く歩行時も痛みがあった。
その際は右仙腸関節の可動が良くなかったためハイボルトやJRCを用いて対応。施術後は疼痛の緩和が確認できた。
その後も2週間おきに来院があり疼痛も徐々に落ち着き13診目で終了となった。
  

・考察

今回のクライアントは疼痛の波が強く症状が強い日は動けなくなるほどとのことであったが通院間隔が空いてしまい症状が強い状態が続いていても1回の施術で効果を出せていたと思う。ハイボルトなど痛みが強い際にも行える電療や手技が多いのも当院の強みだとクライアントにも認識していただけた。

・使用した主な技、ツボ

JRC(首・肋椎関節、仙腸関節)、モルフォセラピー、鍼治療(疼痛、硬結部位)、ハイボルト

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