【施術報告】渋滞で減速中、合流車線から入ってきた後続車が追突してきて発生した追突事故

2019年12月12日

乗用車で高速道路を渋滞していたため速度を落として走行中、合流車線から入ってきた車に突っ込まれて発生した追突事故

・40代男性/会社員/船堀在住
・来院:2019年8月来院
・負傷原因

乗用車で高速道路を走行中、渋滞にはまり、減速していたところ、合流車線から入ってきた車に後方から追突されて頸部・背部を負傷。
受傷直後から右C4~C7、背部がズキズキ痛み、すぐに当院を受診した。過失割合は10対0であった。
翌日病院でX-P撮影したが目立つ外傷、異常はみられなかった。

・症状

頸部屈曲、左右側屈痛、安静時痛、体幹伸展痛、筋緊張による倦怠感。

 

 

 

 

 

・治療と経過

初診時は首の痛みが強く熱感、安静時痛が見られたため、アイシングを頸部に使い施術。
頸椎の可動が悪い影響か背部の筋緊張も目立っており、軽擦法、モルフォセラピーを行い初回は終了。
2日後来院時には初回より頸椎の可動は良いが筋緊張は残存しており、しばらく同様の施術を繰り返し行った。
5診目には筋緊張も軽減し、安静時痛は消失したため、アイシングを使用せず対応。
さらにスムーズな可動ができるように頸椎・肋椎関節のJRCで関節可動域回復を図ったところ
頸部の動きも良くなり、背部痛の軽減にも繋がった。
治療開始から1カ月ほど経過した頃に仕事の出張で20日ほど通院間隔が空いた際は背部の緊張も目立っており
JRCの仙腸関節調整(上方可動法)を用い対応。
骨盤周りの調整も有効であり、腰部の緊張緩和も確認でき、すぐに症状も改善された。
その後も目立つ痛みは少なく、12月いっぱいで治療終了となった。

・考察

仕事上、車を運転することが多く長時間の運転時は頸部~背部にかけて倦怠感が強く出現することを
気にしていたが、通院を重ねるごとに負担をかけられるようになり信頼してもらうことができた。
JRCの少ない刺激で関節の可動が広がったことに感動しており気に入ってもらえ
こちらの意見をきちんと組み取ってもらうことができお互いに納得できる効果が出せたのも
3ヶ月ほどで治癒になった要因であると感じた。

・使用した主な技・ツボ

モルフォセラピー、JRC
No. 406